麻酔科医の仕事は、「安全管理」や「患者さんが痛みなどの苦痛を伴わない」ように、「執刀医が手術に専念できる」ように麻酔をすることです。
当院では、厚生労働省が認可している麻酔科標榜医、日本麻酔科学学会が認定している常勤の麻酔科専門医と非常勤麻酔科医によって、手術室の麻酔管理をしています。
産婦人科のある薬丸病院では妊婦さんが安全に出産してもらうために、緊急時も含め帝王切開の麻酔も担当しています。
手術前に心肺機能などを検査して、麻酔が安全に出来るかどうか評価します。
また、どの麻酔(全身麻酔・脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔・各種神経ブロックなど)にするかを決定し、その説明をします。
予定通りの麻酔を行います。
常に手術の進行や患者さんの状態を観察して、術中のトラブルを回避します。
術後の合併症はないか、予定通り回復しているか、鎮痛が十分かなどを評価し治療します。
入院前から退院後まで、術者と共に、病気が回復できるように協力します。
何かありましたら、何なりと相談して下さい。